所在地：さいたま市緑区大字大間木1889
- GoogleMapで、掲示物・案内板・立札・石碑などのおおよその位置を示しています。
- 写真の撮影及び文字起しをした日：2024年（令和6年）9月
文字起こし内容
鈴木家住宅
国指定史跡見沼通船堀のうち
昭和五十七年七月三日指定
享保十二年(一七二七)、鈴木家は高田家とともに井沢弥惣兵衛為永に従って、見沼干拓事業に参加しました。享保一六年の見沼通船堀の完成と同時に鈴木・高田両家は幕府から差配役に任じられ、江戸の通船屋敷で通船業務をつかさどり、八丁堤などには通船会所を持っていました。
鈴木家は、各船に対する積荷や船頭の割り振りなどの船割りを行い、文政年間以降は八丁会所において船割りにあたり、住まいも八丁に移しました。
現在残る鈴木家住宅は、この頃の建立となり、見沼通船の船割り業務を担っていた役宅として貴重な建物です。
平成九年三月
さいたま市教育委員会生涯学習部文化財保護課
注意 この史跡は文化財保護法によって指定されています。みだりに現状を変更したり、滅失し、き損、衰亡等保存に影響を及ぼす行為は禁止されています。
大切な文化財ですので、火気には十分気をつけましょう。
文化財に問する問合せ先…さいたま市教育委員会文化財保護課
このコンテンツについて
㈱マスターズホームが、さいたま市緑区にお住いの小中学生に保護者様承諾のもと、地元の歴史や文化を学ぶことを念頭に、写真の撮影や文字起しをして頂き作成されたコンテンツです。今後は川口市内（東浦和駅近辺）も含め、ご協力頂ける方を募集する予定です。（図書カードNEXTを進呈）